DTVを使ってみたレビューや感想。他サイトとの評価比較など
動画サイト「DTV」を使ってみた感想や使い勝手についてまとめます。
Docomoのサービスとして有名ですが、Docomoユーザー以外でも月額500円で楽しむ事ができます。
結論を先にまとめておくと、
・月料金が安い
・作品数がかなりそろっている
・視聴環境はイマイチ
・個別料金かかる作品が多い
と言う感じですね。
目次はこちら
月額料金は500円の格安
DTVの月額料金は500円(税込み540円)と言う、他サイトに比べると格安です。
Huluの月933円、ネットフリックスのベーシックプラン月650円よりも安く、料金を抑えたい人にとっては魅力的。
Amazonプライムの月額換算325円には負けますが、その分作品のラインナップが豊富です。
安くたくさんの作品を見たい人向けと言ったところでしょうか。
画質はSD→HD画質にかなり変わってきている!
DTVと言えば、SD画質(標準画質、720×480)が標準で、画質が悪いイメージがありましたが、最近ではHD画質(1280×720)も増えてきており、こちらの方が多くなりつつあります。
選択式で、
・自動:通信状況に応じて画質が変化
・HD:HD画質
・すごくきれい:SD画質
・きれい:SD画質以下
がありますが、通常は自動が選択されています。
自分の通信状況に応じて、画質が変わるようですが、通信速度が1Mbpsもあれば自動でもHD並みの画質があるようです。
↓DTV「自動」で見た時の画質
現在はHD画質は5344作品あるようですね。
(2018年4月現在)
作品数は12万以上!ただしレンタル作品も多数
DTVの作品数は12万以上で、これは動画サイトの中ではU-NEXTと並んでトップクラスです。
しかしDTVでは音楽配信などもカウントされているので、同じ12万作品と言えども洋画やアニメなどの実際の作品数では、U-NEXTよりもかなり下回っています。
また全部見放題と言う訳ではなく、その中の一部はレンタル作品で、個別料金がかかります。
DTV | すべて | 見放題作品 | ポイント作品 |
国内映画(邦画) | 794本 | 498本(62%) | 296本(38%) |
海外映画(洋画) | 1999本 | 1026本(51%) | 973本(49%) |
国内ドラマ | 302本 | ||
海外ドラマ | 427本 | ||
アニメ作品 | 575本 | 429本(74%) | 146本(26%) |
※2017年12月現在
例えばDTVの洋画の作品数は1999本、その中での見放題は1026本の51%と言う数字が出ています。
しかしU-NEXTの洋画の作品数は3266本で、見放題作品は1994本の61%。
これを見るだけでも、かなりの差があることが分かると思います。
DTVの映画やドラマの見放題作品は、Huluの4万作品よりも多少多いと言ったところでしょうか。
ただラインナップをチェックしてみても、他サイトよりも充実しているのは明らかなので、作品数の多さはDTVのメリットと言ってもいいでしょう。
充実している作品ジャンルは映画や海外ドラマ
DTV | 順位(5社比較) | 備考 |
国内映画(邦画) | 4位(13+23/100) | やや少なめ |
海外映画(洋画) | 1位(30+52/100) | 揃っているがレンタルが多い |
国内ドラマ | 2位(15+1/100) | そこそこ揃っている |
海外ドラマ | 2位(27+17/100) | 韓国ドラマが充実 |
アニメ作品 | 2位(52+3/132) | かなり揃っている |
上記は各ジャンルで100作品以上の名作・人気作を調査した結果で、同じ動画サイトである、Hulu、Amazonプライム、DTV、U-NEXTとの比較したものです。
(要は作品の質をチェックしたもの)
DTVは全体的にラインナップ数としては上位で、5サイトの中でもトップクラス。
特に海外映画(洋画)やアニメなどに優れており、見放題作品だけを比較してもなかなかのものです。
登録の仕方について
登録の仕方についてはこちらを参考にしてみてください。
他のサイトと流れは同じで、5分~10分ほどで済みます。
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視聴できるデバイスは他と比べて少な目
使用できるデバイス | 主な機種 |
デスクトップ・ノートPC | Chrome、IE、Firefox |
スマホ・タブレット | iPhone、android、 |
ブルーレイプレイヤー | パナソニック、ソニー |
セットトップボックス | AN-NP40、Apple TV |
プラグアンドプレイ | chromecast、AmazonFireTV、ネクサスプレイヤー |
スマートテレビ | FUNAI、パナソニック、ソニー、東芝、 |
パソコンの場合は、基本的にchromeやインターネットエクスプローラーなどの「ブラウザ」で視聴できます。
ただしスマホなどで視聴する場合には、「専用のアプリ」をダウロードすることが必須となります。
DTVは他サイトと比べるとデバイスの数は少なく、「ゲーム機全般」「ipod touch」なども対応していません。
テレビについてもシャープ製は使えず、代わりにシャープのAN-NP40を使うと言うめんどくさい仕様。
あまり使い勝手は良くないですが、普通にブラウザやスマホで見る人なら特に問題はないかと。
同時視聴は不可能!見るなら1つの端末で
DTVでは複数の端末で同時視聴をすることができません。
なので家族で1つのテレビで見るならいいですが、同時に別の端末で見る事はできないので注意が必要です。
なおデバイスの登録は5つまで行う事ができます。
料金の支払い方法はかなり少ない
支払い可能な方法について | 備考 |
クレジットカード | Visa、MasterCard、JCB、AMEX |
デビットカード | Visa、MasterCard、JCB、AMEX |
ドコモまとめて支払い |
DTVの支払い方法についてですが、他サイトと比べかなり少ないです。
クレジットカードとデビットカードが基本ですが、VisaやJCBは使えますがDiners Clubには対応していません。
またPaypalやituneカードなどの支払いにも対応していないため、クレジットカードを持っていないユーザーはやや使いにくいと思います。
DTVに申し込むなら、Docomoユーザー以外はクレジットカードはほぼ必須なので、持っていないなら作っておいた方がいいでしょう。
無料で作れるクレジットカードでは、楽天カードがポイントがたまりやすく(100円で1ポイント)入会時に5000ポイントもらえるのでおすすめです。
他サイトと比べてDTVが優れている点・メリット
月料金の安さ
DTVの月額500円(税込み540円)は、他のサービスと比べると非常に安いです。
Huluの933円、NETFLIXスタンダードの950円と比べても、ほぼ半分の値段でサービスを受けられます。
DTVはとにかくお金がない、安く済ませたい人向けのサービスですね。
作品数が揃っている
他サイトと比べて、DTVは値段の割に作品数がハンパなく揃っています。
さすがにU-NEXTと比べると作品数は少ないですが、月料金の安さを考えるとコスパはDTVが圧倒的。
個別料金がかかる作品も多いですが、無料で見れる作品も多いです。
NETFLIXやHulu、Amazonプライムと比べても、多くの作品が揃っています。
字幕と吹き替えの切り替え機能が付いている
洋画では字幕と吹き替え作品がありますが、DTVではこれを1つのボタンで切り替えることが可能。
U-NEXTなどではわざわざ吹き替え版と字幕版を探さないと行けなかったりするので、1つにまとまっているのはとても便利です。
ただやはりすべての作品に対応しているわけではなく、字幕しかないもの、吹き替えしかないものが、ちらほら存在します。
他サイトと比べてDTVが劣っている点・デメリット
画面操作が他サイトより使いづらい
DTVはPCのブラウザや、スマホアプリから視聴する人が多いと思いますが、直感的な操作がしづらいです。
詳しくは下記に書きますが、
・操作がしづらい(作品が探しづらい)
・画面が重い(サーバーが弱い?)
と言う印象を受けました。
この辺は料金が安いから仕方がないと思いますが。
個別料金のかかる作品が多い
月額500円のDTVですが、見放題作品だけでなく個別料金のかかるレンタル作品も多いです。
だいたい1作品に付き、400円~500円の料金がかかってきます。
見たい作品はあったけど、それが有料だった…なんてことも多いです。
謎のカラオケ配信の充実
DTVではなぜかカラオケ作品の配信が充実しています。
練習したい人にとってはメリットになるかもしれませんが、ほぼ動画を見たくて登録しているのでいたるところで主張して来てジャマい…
なお結構名曲や人気曲などが揃っていました。
これ使っている人多いんでしょうか??
めんどくさい会員ランクの存在
DTVには「会員ランク」と言うものが存在します。
加入した年数に応じて、会員ランクが上がり、ブロンズからプラチナまでが存在します。
ランクが上がると高ポイントプレゼントなどのキャンペーンがありますが、一定のランク以上じゃないと見れない作品と言うのが存在します。
例えばお試し期間の31日間は「ブロンズ会員」になるのですが、このブロンズ会員では以下の作品を見ることができないんです。
お試し中はワンピースやドラゴンボールを見れないのは痛いですね。
一度入会すればシルバーになるので、そこからはすぐに視聴する事ができるようになります。
使ってみた感想・使用感
スマホアプリの画面を紹介していきたいと思います。
スマホで視聴する場合は、アプリのダウンロードが必須となります。
個人的にはなんか違うんだよな…と使いづらい部分が多いかなと感じました。
こちらがホーム画面。
作品のサムネがデカデカと並んでおり、一番上の作品が自動的に再生されてしまいます。
これがなんかちょっとウザイなと感じるのと、これのせいでアプリの動作が重くなっているような気がする。
そして左下の設定画面からいろんな項目が出てくるんですが、作品を探す項目と、アカウント情報の項目がごっちゃになってて分かりにくいです。
またランキング画面では、そのまま洋画・邦画・アニメ…と出てきてほしいのに、映画、テレビ、オリジナルと分かれています。
ここからさらに掘り下げないといけないのが、なんか面倒。
ホーム画面の上部からでもジャンルは検索できますが、ここからだとランキングが表示できないんですよねぇ。
検索ではキーワードの一部を入力すると、自動で作品が出てきます。
有料の作品には、¥マークが表示されています。
けっこう音楽で引っ掛かるものも多いですね。
あんまりいらないと思うんですが。
作品の再生画面は、他作品と大体同じような感じです。
設定では字幕・吹替の切り替えや、画質の切り替えができます。
YouTubeみたいにスクロールバーで好きな時間に合わせたり、10秒巻き戻し、10秒スキップがあります。
右下のボタンでは、縦画面と横画面の切り替えができます。
再生画面については、特にストレスなどはなかったです。
いろいろ文句が多いですが、めちゃくちゃ使いにくいと言いう訳ではなく、ちょっと使いにくいけど慣れれば全然大丈夫と言うレベルでした。
まとめ
DTVの印象についてまとめると、
・月料金が安い
・作品数がかなりそろっている
・視聴環境はイマイチ
・個別料金かかる作品が多い
と言う感じですね。
やっぱりDTVの魅力は、月料金が安いことに加えて、視聴できる作品が多いことだと思います。
安くてたくさんの作品が見れると言う点で、コスパで言えば№1は間違いないでしょう。
コスパ重視で選びたい人には、おすすめのサービスだと思います。
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